SSWの靴ケア用品が拘りが凄すぎる!

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大変長らく更新お待たせしました。

本日は、シューシャインワークス様(以下SSW)のケア用品をレビューさせて頂きます。

Shoe Shine Worksについて

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Shoe Shine WORKS合同会社 東京都千代田区大手町1–6–1 大手町ビル1階に本店を構える

僕らが靴磨き店という言葉から、イメージとして何処か堅苦しく入りずらいイメージがあるが、SSWはそんなイメージを拭い去るほど明るいお店です。

今回、商品レビューのご協力、ケア用品について熱く語ってくれたのがこの方です。

代表  菊池政寛

インタビューの時から、何度も僕に訴えていた事があった。

「ケアをする上で重要な事は10年20年と長く履ける事を一番に考えてます」

SSWは、みんながよく知っている鏡面磨きよりも、革の状態を極限までよくするケアを心がけている。

そのケアに、絶対と言えるほど拘った道具・ケア用品を紹介したい。

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Shoe Shine Worksケア用品

まず靴磨きって2種類あるんです。

主な靴磨き
1 ケアをして革を良い状態に戻し、革本来の光沢を出す。
2 ケアをして革を良い状態に戻した上で、ワックスを付けて輝かせる。

どちらも大切な事は、蓄積された汚れを綺麗に落としてやる事。

しかし綺麗に落とすだけでは、勿論靴は良い状態にはなりません。

靴の状態に合わせ、デリケートクリームなどで整えてあげます。

この工程が、しっかり出来た上で僕らは鏡面磨きを行います。

靴磨きが簡単と思う方が、増えてきたのと同時に靴磨き=鏡面磨きというイメージも大きくなりました。

靴磨きの工程で一番大切な工程は?
全ての工程は、一連として成り立ってます。 最初の‘汚れ落とし”です! 一番最初の工程(汚れ落とし)を怠ると、老舗の継ぎ足しソースの如く、古いクリーム、汚れが蓄積されて、ケアをしてるのに靴が劣化して行くと僕は考えています。

では、各メーカーから数多くのクリーナーが出ていますが、成分を見ると全て同じではない事がわかります。

何故クリーナーの強さが違うのか?

どんな汚れも、強いクリーナーだと少ない回数で落とせますが、革への負担は大きいです、その逆も数が増えればシミの原因になることも・・・・。

なので僕は、これさえあれば全てに、使える商品は無いと断言いたします。

使いやすいクリーナーだから全ての靴に安心して使えるではありません。

前置きが長くなりました。

 

ブランケア

 

Shoe Shine WORKSオリジナル
専用汚れ落とし剤。
ホホバオイルをたっぷり使った
革にやさしいリムーバー。
靴以外の革製品にも使えます。

 

写真右がブランケアを実際に使用したペルフェットです。

まずこのクリーナーの、テクスチャは乳液のような感じでトロッとしています。

実際に使用したら分かりますが、汚れを落としつつ革がしっとりする。

強力なクリーナーの様に乾燥しすぎない。

ただホホバオイルの影響か、全体的に白い濁りみたいな物ができるのでびっくりするかもしれません。

この時に僕が使用していた布がこちら。

 

靴磨き専用ウエス

 

 

Shoe Shine WORKSオリジナルウエス3枚セット。

靴磨き時の汚れ落としの場面や、靴クリームを塗ってブラッシングをした後の乾拭きに使用します。

弊社スタッフが厳選した高品質なコットンニットを使用。指に巻きやすい大きさにカットしてあります。(3枚セット)

※繰り返し洗ってご使用になれます。

むしろ洗う度に生地の目が詰まり、より革との相性が良くなります。

 

コレが3枚入ってます。

大きさをBrift Hの汚れ落とし布と比較します。

(上Brift H 下SSW)

長さはほぼ同じ幅が少しBriftの方が広いですね

生地の質感ですが、しっとりした布です。

今まで色々使ってきましたが、一番しっとりとして柔らかいです。

僕は今、Brift Hの汚れ落とし布を使用してますが、ハイシャインクリーナーとは少し相性が悪いように感じます。

ガーゼのように、目が粗いとクリームをすくい取りますが、目が細かいため付着しにくいんです。

アイテムによって良し悪しは勿論あります、ハイシャインしない人からしたら全く気になりません。

しかし、Brift Hと比べて・・・なのでウエス自体はとても使いやすいですよ!

 

 

Shoe Shine Cream presented by Shoe Shine WORKS 

 

 

Shoe Shine WORKS

オリジナルの靴クリーム。
このクリームは革に極力負荷をかけず、革本来が持つ良さを最大限に引き出すため、有機溶剤を一切用いず天然成分のみを配合して作られています。
一般的な靴クリームは有機溶剤とロウの成分で出来ています。見るからに分かりやすい艶が出ますが、場合により長年使用し続けると
本来の革の風合いと離れたケミカルな輝きに変貌していきます。
このクリームの輝きをぜひご堪能いただき、すでにお手持ちのクリームと比べてみてください。
また、Shoe Shine WORKS × 石川ブラシとの併用もお勧めします。

この上なく良い相性だからです

 

汚れを綺麗に落とし、革の状態を良い状態に戻していきたい。

良い状態とは何か?という定義は、しっかり水分や油分が入り栄養が補給され、それに応えるかのように、革がモチっと仕上がっている状態が最高だと言える。

クリームで一番念入りに浸透させて欲しいのは、履きシワです。

履き皺が、栄養不足だと皺が余計にひどくなる事もあるし、フィッティングが合ってないと皺の深さはより深くなり、柔軟性を失った革は硬くなりクラックの原因にも繋がりかねないと僕は思う。

クリームの役割はそれだけでは無い、履き込んだ靴は、より美しくなるが色あせや小キズが出来てきてしまう。

こういった事もクリームでキズを目立たなくし、色あせは染料であればしっかり繊維から、顔料であれば色を乗せ補色する事ができる。

ただ、このクリームの着色性は、そこまで強く無い。

この写真のクリームは、ブラックだが青みがかった黒に見える。

 

こちらは無色(ニュートラル)
白というよりは、サフィールのスペシャルデリケートナッパに近い色です

代表の菊池さんも言っていたが「クリームは一長一短でコレが一番良いと過信しない事」

僕はこのクリームは、補色がそれほど必要のない、履き降ろす前のプレメンテに、一番適していると感じた。

日常のケアでも使えるが仕上がり方に、好みがある事を留意してもらいたい。

実際に使用した靴

SSWのクリームでケアしたペルフェット

ワックスはつけていないがSSWのクリームは革の奥から輝いて見える。

 

 

Executive Shoe Brush【Shoe Shine WORKS × Ishikawa Brush】

 

 

ブラシ職人石川による渾身の別注品。完全受注生産制です。

最高級の馬毛の部位である「尾脇毛」のみを使用。
他でよく見るブラシの馬毛「本毛」とは一線を画します。
革質の良さを前面に出した
銀付き革の靴(高級靴に多い)や、コードバン、ヌメ革など繊細な革にもおすすめです。
ブラシをかけた瞬間の艶がまるで違います。他の追随を許しません。
ダウンジャケットで例えるなら「フェザー」か「ダウン」という違いによく似ています。
本物のグースダウンをふんだんに使うと、その保温性と原料費はかなり高くなります。
ブラシの毛も同じで、「尾脇毛」の原料調達費は「本毛」の20倍とも言われており、さながら粗悪なカシミアか特級カシミアかという位の価格差です。
価格に納得できるクオリティを是非ご堪能ください。

さて、このクリームを塗りこむ際に、どうしても使って欲しいと菊池さんに言われた物がある。

実は、僕がSSWを知ったのはこのブラシがきっかけでした。

個人の意見を押し付けるようで申し訳ないのですが、皆さん道具に拘りを持っていますか?

僕は、道具にすごく拘りを持ちます。

何でもいいじゃんって思ってる方へ伝えたい。

例えば、プロスポーツ選手が使用している道具、スポンサーなど関係なく貸出用のアイテム(ハウスボールなど)で、大会や試合に挑むと思いますか?

使ってる道具には、使いやすさ耐久性などが必ず関係してます。

女性なら、美容やファッションにお金を掛けるのに、それをより良く仕上げて見せたりする道具に、お金を惜しむのが僕は信じられません。

そういう考えがある僕は、自分の靴は勿論、お客様の靴を最高の道具でケアするのは当然だと考えます。

伝統工芸品とも呼べるブラシ、たかがブラシですが、使用すればその違いはわかります。

一般の方なら、世代を跨いで使用出来ますし、また新品のブラシよりも、経年変化され育ったブラシは、この上ない逸品に仕上がり。

その為には、耐久性が必要不可欠です!

このブラシを手に取り驚いたのは、質感。

天然の芝生を触ってるかの様に、気持ちよく。黒馬毛ってこんなにフカフカなの?って、疑うほど驚きました

僕は、宮川製の黒馬毛を所有していましたが、全く別物です。

Be Startでは即日、このブラシをお客様の靴にと採用しました。

注意
SSWのクリームは、これでしっかり馴染ませて良いですが。
それ以外のクリームは豚毛で馴染ませて、丁重に乾拭きした後に使用してください。

長くなりましたが、以上で簡単なレビューを終わります。

次回は代表菊池さんとの話をします。

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NPO団体Be+Me代表
BeStart ハンデを持つ靴磨き職人
”神経繊維腫症2型”と闘病しながら障がい者への偏見を無くしたい!とハンデを持つ靴磨き職人として九州 福岡でBeStartを運営
2018年よりYouTubeクリエイターとして活動開始。
独自の目線で商品レビューも行う。

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