今回の記事は「クリーナー」に焦点をあて、皆さんが靴磨きでより良いケアが出来るような記事を書かせていただきます。
クリーナーはただ汚れを落とすだけじゃありません。
気をつける点やお薦めクリーナーも要チェック!
クリーナーの選び方
最初から思い切った事を言いますがお許しください(笑)
よく、クリーナーは革に悪いとか言う方が居ますが大きな勘違いです。
クリーナーの1回の使用量が多すぎると革に浸透しすぎて「油染み」が起こりやすくなります。
つけすぎ、やりすぎはトラブルの元になるので少量(10円玉サイズ)を数回に分けて使用していきます。
「しっかり汚れを落とし」ケアでしっかり元の状態に整えるのがケアの目的です。
- 1ヶ月ケアはしたけど履かなかった靴
- 1ヶ月週に3回履かれた靴
どちらも1ヶ月に一度、ケアするべきですが汚れの蓄積量は異なります。
前者は強力な洗浄力を持つクリーナーは必要ありません。
後者は汗やクリームの乾燥も酷い為しっかり汚れを落とします。
クリーナーを使用する事で、革に少なからず負担がかかります。
靴の状態に合わせ低負担で汚れをしっかり落としてやるのが一番理想的ですね。
皆様がお店に行きお店の方から「これあれば、どんな靴でも使えますよー。」と言われても鵜呑みにしないで下さい。
状況に応じてクリーナーは使い分ける
これはとても重要な事です。
僕は色んなクリーナーを所持していますが、これで良い!と満足した事がありません。
蒸発性の悪いクリーナーだと浸透してしまう可能性もあるので1回の量に注意しないといけません。
多すぎた場合は手のひらで軽く叩いて馴染ませます。
汚れに対して必要以上の洗浄力は「トラブル」に繋がってしまいます。
BeStartで預かる多くの靴は鏡面仕上げがされているので固形クリーナーでワックスを落とし、それを拭き取るように液体クリーナーを使います。
代表的な汚れ落としの一つのパターンです。
入手しやすいお薦めのクリーナーを紹介します。
この後ハイシャインクリーナーの拭き取りも含めてクリーナーの中でも人気が高い商品が2つありますので紹介します。
ブートブラック ツーフェイスローション
ワックスや油性クリームはすごく頑固で落ちにくいんです。
毛穴に詰まった汚れとか砂や泥は落ちやすいです。
汚れの強さを1本で補えるのがこの商品のポイントです
M.モゥブレイ ステインリムーバー
水性で革に優しいマイルドなクリーナーです。
※洗浄力はありますが油性汚れには洗浄力がやや弱いので「やりすぎてしまう」人が多いです。
この2つの商品の人気は半端じゃないです!
本当にシューケア用品が置いてあるお店なら高確率で置いてるイメージです。
※それだけ使いやすく人気って事です!
ブートブラックにはシルバーラインっていうのがあります。
販売形態が違うだけで洗浄力は変わりませんのでご安心ください!
小さいサイズもあるので「自分に合うかなぁ?」と心配な方は小さいものからオススメします!
注意してほしいのはクリーナーの量が適切でなく、何度も拭いてしまうと弱い洗浄力でも荒れの原因になります。
2層クリーナーで靴の汚れや古いクリームはもちろん落とせますし。
僕も一番使うのがブートブラックのツーフェイスローションですね。
CHECK
ビギナーの方はケアしたい靴を持参して靴用品に詳しいスタッフに見せて、どのようなケアを日頃しているのか伝えてください。
東急ハンズにはシューケアマイスターが居るので適切なクリーナーとケアに気をつける点を丁重に説明してもらえますよ!
まとめ
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- 靴の状態に合わせクリーナーを変える
- クリーナーを過信しない
- クリーナーに迷ったらケアしたい物を持参して詳しいスタッフに聞く
※一人のシューシャイナーとしての意見です