この季節だけ必ずと言っていいほどカビの革靴に出会います。
カビが出来たらどうしたらいいのか分からないですよね。
僕もBeStartを立ち上げる前に知り合いからカビだらけのREDWINGを預かりケアしました。
カビの発生に大きく関わるのは【湿度】です。
靴のケアをしていても湿度が75%超えてくるとカビが出来やすくなります。
1度カビが出来てしまうと靴を並べていたら隣の靴へ菌が移り…と恐ろしい事になります。
今回は「カビについて」
大切な靴をいつまでも履ける様に気をつけましょう!
コンテンツ
革靴にカビが発生しても直ぐに触らない
結論から書くと「カビを見つけたらすぐに触らない!」
CHECK
マスクも手袋もない状態で、どこかに持ち運んで行こうとしたらカビの菌が飛んで大変です!
- マスク
(カビを吸い込んで体内に入れないようにします) - 袋
(カビが付着した靴を入れて撒き散らさない為に用意) - 新聞紙
(作業をする際に新聞紙を敷いて終わったら全て包んで捨てます) - 軍手
(肌にカビが付着しない為に用意してください) - エタノール(消毒用アルコール)
(カビを拭き取る際に使用します) - 処分して良い布巾
(カビを拭き取る際に使用します絶対に捨ててください)
- マスクと軍手を着けて袋にカビが生えた靴を入れます。
*室内の場合は絶対に始める時は窓を開けたりしないでください。
*換気は重要ですが開けてもし風が入ったら菌が飛びます。 - 新聞紙を敷いてゆっくり靴を出します。
- 布巾にエタノール(消毒用アルコール)を染み込ませ靴を拭きます。
- 全て拭いたら軍手、マスク、ビニール、布巾を敷いた新聞紙の中に包んでさらにそれを袋に入れて捨ててください。
最初は見えるカビを綺麗に除去する事が最優先です!
カビを拭き取ったら、革靴に使われる人気商品の以下2点をご紹介します。
カビの改善の為にどちらかを使用してください。
M,モゥブレィ
コロンブス
使用して感じた特徴
モールドクリーナー
- 根強いカビに効果抜群です!
- カビミストより強力ですがしっかりと除菌する為には時間が掛かります。
使用方法にも明記されてますが(1週間)時間をかけて根元から改善していきます。
カビ用ミスト
- カビミストは香りが強い
匂いは消えますが使用する際に強い香りがあり苦手な方が居るかもしれません。 - カビの拭き取りから使えますが根強いカビの除菌には少し弱いかも?
カビは早期発見が大事で出来たばかりならこの商品で改善します。
あまりにも繁殖してたら丸洗いをお勧めします!
Be Startではサドルソープを使用してます。
覚えておくとカビは怖くない
最も多い共通点です。
ケアをされてない為カビの餌が豊富ですから発生しやすいです。 カビを発生させない簡単な方法
- 月に一度ケアをする
基本中の基本汚れを溜めない事。
靴の中はアルコールタオルやアルコール水でしっかり除菌する。 - 靴箱に詰めて保管しない
狭いスペースに重ねて置いたりしてませんか?
密度が高くなれば湿気がこもりやすくなります。 - 狭い保管場所は除湿対策
湿気が溜まらない様にするだけで雲泥の差です。
梅雨シーズンになるとカビの心配が…。
梅雨の時期に何故カビの心配をするか? それは最初に話した【湿度】が高くなるからです。
しかも梅雨のシーズンはカビに適した気温のためまさに好条件!
年中カビは出来ますが条件が整わない限り発生しません。
- 汚れ
- 汗・水分
- 菌
- 湿気
- 気温
靴ってカビにとっては凄く都合の良い場所ですよね(笑)
日頃からケアをしてれば心配無用です。
まとめ
今回は革靴に出来るカビのケアや対策について書きました。
- カビを発見しても直ぐに触らない事
しっかり手袋やマスクを装着して触ってください。 - カビの繁殖具合でケア用品を選ぶ
一口にカビと言っても6種類ぐらいありカビの特性に合わせて選んでください。 - 改善・除菌したからと安心しない
一度カビが出来たら環境を改善する事も忘れてはいけません。
あとがき
梅雨のシーズンは気温と湿度がカビにとって好条件になります。
それに対して革靴がどういう状態か? カビは一日二日で出来る物じゃありません。
条件が揃ったら時間をかけて繁殖していきます。
しっかり手入れをして梅雨のシーズンは靴箱などの除湿対策をしてください!
では、良い靴磨きを楽しんでください!