この意識を持つだけで現状はもっと良くなります。
今日は、BeStart流靴磨きメソッドです。
考え方を変えるだけでケアは変わる!
皆さん日頃、靴のケアしてますか?
履く前にブラッシングしてツヤを出したり。
履いた後にコバの間やアッパーをブラッシングして埃やチリや小石なんかを払ったり。
脱いだらシューキーパーを入れるとか。
人によっては、一晩置いてからシューキーパーを入れます。
何故、そうしてるんですか?
- お店の人が言っていたから
- YouTuberが動画にしてたから
- 専門書や雑誌の特集で読んだから
- ネットに書いてあったから
その考えは「今すぐ変えましょう」
正直僕も、この考え方でした。
今は独自の理論で靴のケアを教えています。
その内容を、顔も見た事ない、名前も知らないあなただけにお伝えします!
靴磨き手順
- 靴の中にアルコール70%以上で希釈したアルコール水をスプレーで吹きかけ靴の中を拭きます
- 靴紐やストラップなど外します
- シューキーパーを装着します
- 馬ブラシで羽の内側やコバの間、履きシワをメインに全体をブラッシングして払います
- 鏡面をしてる場合は、ハイシャインクリーナーで優しく溶かして除去します。その後クリーナーで全体を優しく拭き取ります
- 状態によりデリケートクリームを塗ります。薄く塗ると書いてますが履きシワに沿って塗りこむとシワが目立ちにくくなります
- 同色に近いクリームを塗り、履きシワにはシワに沿って塗りこんでください
- 豚毛ブラシで押し込むように、強めにしっかりブラッシングします
- 余分なクリームを拭き取りますがアッパーが滑るぐらい入念に乾拭きします
え?手順が全部「1」になってて、ミス
実はこれミスじゃないんです。
多くの人が一つの工程と考えてる為「これが正解」でもあるんです。
では、この工程を僕はどう考えているのか…
逆算こそが最短の答え
先ほど話した工程を1.2.3….と考えてる方も逆算してケアをしてみてください。
皆さん
言っている意味が全くわかりません
最初の方で、何故そうしているのか?と質問を僕はしました。
該当された方は、「みんな、そうしてるから」と思われてる方が多いかなと思います。
その工程を何故そうしないといけないのか?っていう考え方を持つことがすごく大事なんです。
では、鏡面磨きをする僕の逆算ケアを公表します。
- 鏡面磨きには下地が重要なので下地をしっかり作ります
- 下地をしっかり作る上で綺麗な状態が良いので余分なクリームはしっかり拭き取ります(乾拭き)
- 革の土台を良い状態にする為には準備が必要です。全体の見栄えを良くする為に出来たら色はなるべく整えたい(靴クリーム)
- 靴クリームなどを塗りこむ上で汚い状態だと意味がないので、汚れを綺麗に落とそう(クリーナー)
- 目で確認できる汚れをあらかじめ落とす(馬ブラシ)
- 汚れを落とすなら見える部分よりも見えない部分にも注意を払う為に、皺も伸ばして靴を全てケアしやすい状態にする(シューキーパー)
- 全てケアしやすくする為には紐なども外した方がタンもケアしやすい(靴紐などを外す)
- 一番汚い靴の中をアルコールで除菌します。爪先には埃が詰まってることが多いので拭き取ります
これが逆算ケアです!
次に何をするかではなく、次の工程の為に何をするべきかです。
もちろん、イベントとかで履いたままとか、時間制限の靴磨きとかなら紐を外さないとか「あります」
でも、それが間違ってる!という話じゃありません。
ケアをする上で自分のやってるケアが何の為にしているのか?
自分自身の答えを持っていますか?という事です。
- 観たから
- 聞いたから
- 読んだから
これだけでは、「不十分」です!
自分の靴を大事にする理由は明確にあって
何故そういうケアをするのか?答えが分からないのはとても不思議な事です。
どうやれば良いか分からない人は「逆算」で考えてみてください!